トレンド用語辞典~検索ワードでいこう!

社会現象

ビる

マイクロソフトのLiveSearchで検索すること。

話題の初音ミクの画像がGoogle、Yahoo!などの大手検索エンジンでは検索できず、LiveSearchでは検索できたことで評価が急上昇した。
そこから、Googleで検索することを意味する『ググる』をもじって、『ビる』という言葉が使われるようになった。
マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏に引っかけている。

参考リンク:「ググる」から「ビる」へ 初音ミク騒動でLive Search高評価

アサヒる

朝日新聞が都合のいいように行うねつ造を揶揄った言葉のこと。

沖縄の珊瑚礁への落書きをねつ造したり、専門家でもその存在が疑問視されている従軍慰安婦を歴史的事実としてねつ造したりと、朝日新聞にはねつ造しやすい体質がある。
それが、安倍前首相に関する存在しない新語のねつ造がきっかけで、アサヒるという新語が生まれた。

参考リンク:アサヒる

こばさん

自覚症状のないままおばさん化している女性たちのこと。

25歳を境に、きれいに年齢を重ねていく女性とおばさん化していく女性がおり、後者のことを指す。
こばさんには『オラオラこばさん』『イジイジこばさん』『ポワポワこばさん』の3種類がいるという。

参考リンク:巷にこばさん急増中!?

ワードサラダ

最近数が増えてきたブログスパムのこと。

一見意味の無いような言葉の羅列であっても、Yahoo!やGoogleのようなロボット型検索エンジンでは正常な文章との区別がつかない。その特性を利用して、検索結果の上位に表示させ誘導をはかる仕組み。
ブログ内に広告を表示したり、楽天市場等で売上の一部が獲得できる(アフィリエイト)仕掛けを組み込むことで収入源としている。

参考リンク:ワードサラダというスパムを知っていますか?

銭湯ランナー

銭湯でトレーニングウェアに着替えてマラソンの練習をするランナーのこと。

仕事帰りのビジネスマンやOLが銭湯のロッカーに荷物を預けてトレーニングウェアに着替え、路上でマラソンの練習をしてから銭湯に戻り、お風呂で汗を流す、という現象が起きている。
地下鉄半蔵門駅そばの銭湯『バン・ドゥーシュ』では、2007年の東京マラソンの抽選結果発表の頃から客が急増した。
バン・ドゥーシュ』は皇居から近く、ランナーのメッカであり警官が多いことから女性ランナーにも安全な皇居周辺を走るランナーに便利ということで注目され、一時は廃業の危機にあったものが洗い場を拡張するに至った。

参考リンク:バン・ドゥーシュ

モンスター親

非常識なクレームを学校に突きつける保護者のこと。
モンスターペアレントとも呼ぶ。

給食費の不払いから、果ては不登校の子供が自宅で蹴り倒したストーブの弁償を学校に求めるなど、自己愛と子供への歪んだ愛が肥大化した結果、客観的には非常識としか思えない要求を学校に突きつける保護者が増えている。
出産の現場ではモンスター妊婦の出現もささやかれているとのこと。

参考リンク:夏の怪談?モンスターペアレントの実態

マミートラック

女性が子育てをしながら続けられる仕事、職場のこと。
男性版はダディトラック

日本ではマミートラックが用意されているだけでも雇用環境としては恵まれているのが現状だが、事実上、出世コースを外れたキャリアのことであり、女性の長期雇用のためには解決になっていない。

参考リンク:職場や家庭での平等化の進行

障害犬問題

ペットブームの影響で、無理な交配により障碍を持った犬が産まれている問題のこと。
NHKのクローズアップ現代で取り上げられた。

動物の繁殖(ブリーディング)には経験と知識が必要だが資格を必要としないため、近年のペットブームによる需要に対応するように素人ブリーダーが急増した。
その結果、遺伝知識のないブリーダーにより無理な交配が行われ、障碍を持った犬が産まれるケースが増えている。

参考リンク:犬の交配について

【筆者注】
筆者は個人的信念により『障害』という表記を使わず『障碍』と表記します。本サイトは検索ワードに着目するコンセプトからタイトルだけは一般的に多用される『障害』を使用しましたが、本文ではすべて『障碍』と表記しています。

キモノトレーダーズ

外貨取引(FX)に熱中する日本人女性のこと。

日本の主婦やOLの投資家たちが国際金融市場や日本経済に大きな影響を与えているとして、英タイムズ紙がキモノトレーダーズと題した特集を組んだのが由来。
ニュージーランドの通貨介入の際には、ニュージーランドの通貨当局が売り介入をしたが、日本から大量の買いが入り、介入の効果は得られなかったという。

参考リンク:国際金融市場を席巻する「キモノ・トレーダーズ」

カブトムシフィーバー

志摩の旅館で南洋植物の葉にカブトムシが集まると報道され、それがきっかけで起きているフィーバー現象のこと。

三重県志摩の旅館ひろはま荘にてヤシ科の南洋植物「フェニックス」の葉に大量のカブトムシが集まっていることを昨年発見し、約600匹を捕獲し宿泊客や近所の子供達に譲っていた。
名古屋のテレビ局がその模様を放送したところ話題が口コミで広がり、暗くなると子供達が集まるカブトムシフィーバーとなった。

参考リンク:ひろはま荘